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精神科クリニカルパスを広めるための体制作り

4.調整で挫折しないための体制作り

 パスを広めるにあたって生じる問題は、推進のための体制を整えておくことで乗り越えやすくなります。様々な配慮をしていても、パス担当者にきちんとしたポジションや権限がなければ、組織全体でパスを推進するのは難しくなります。当院ではパス推進のため図のような組織を準備しました。

図 東京武蔵野病院クリニカルパス委員会
東京武蔵野病院クリニカルパス委員会
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各組織の機能は下記の通りです。

クリニカルパス委員会:
電子カルテ委員会と連携し、各WGから申請されたパスを病院として採用するための審査、調整を行う。通常は代表委員のみで開催し、必要時委員が召集される。
ワーキンググループ(WG):
統括する病棟のパス作成チームが開発したパスの評価、修正を行う。
パス作成チーム:
各病棟単位あるいは複数の病棟の協働により、臨床現場で必要とされる、チーム医療を重視したパスを作成する。各病棟にはパス・リンクナースを置き、WGのメンバーを兼ねるとともに、クリニカルパス委員会で承認されたパスを臨床現場で活用できるよう、病棟スタッフへの教育・指導及びパス普及・定着を推進する役割を担う
褥瘡対策チーム:
褥瘡パスの作成および評価、修正を行う

 クリニカルパス委員会は電子カルテ委員会の下位組織となっていますが、委員会に対して定期的に進捗報告を行なうことにより、パスに関する全決定権を委譲されています。パス委員会が4つの病棟機能別パスワーキンググループを、ワーキンググループが病棟のパス作成チームグループを統括します。褥瘡対策チームは全く別組織ですが、褥瘡関連のパスについて、ワーキングループとパス作成チームの機能を兼ねます。

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。

【掲載】2004年11月05日