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精神科専門薬剤師を目指そう(No.4)

2.過渡的措置による精神科専門薬剤師になるためには(表2)

 過渡的措置による精神科専門薬剤師の認定を受けるためには、日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた見識を備えていること。そして10年以上の薬剤師歴を有し、日本病院薬剤師会あるいは日本薬剤師会の会員であり、かつ、日本医療薬学会、日本薬学会、日本臨床薬理学会のいずれかの会員であり、かつ、日本精神神経学会、日本神経精神薬理学会、日本臨床精神神経薬理学会、日本生物学的精神医学会、日本病院・地域精神医学会、日本社会精神医学会、日本老年精神医学会のいずれかの会員であることが求められます。更に日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、日本薬剤師研修センター認定薬剤師、あるいは日本臨床薬理学会認定薬剤師であること。申請時において、引き続いて(連続して)10年以上、精神科を標榜する病院または診療所に勤務し、精神科領域における薬剤管理指導業務を通算10年以上実践していること(所属長の証明が必要)が必要です。
 その上で精神科領域に関する学会発表と精神科領域の論文が規程数以上必要ですが、発表を行う学会は、日本医療薬学会、日本薬学会、日本薬剤師会学術大会、上記精神科領域の学会、関連する国際学会あるいは全国レベルの学会であり、論文掲載誌は複数査読制のある国際的あるいは全国的学会誌・学術雑誌となっている点に注意が必要です。そして精神科領域における薬剤管理指導の実績が50症例以上を要約サマリーとして提出できることが条件となります。また、病院長あるいは施設長等の推薦が必要です。過渡的措置による精神科専門薬剤師は、これまでの専門的な臨床薬剤師活動と学術的な業績により認定されますが、かなり高度の専門性が求められることになります。表2に過渡的措置による精神科専門薬剤師認定申請資格を示します。

表2.過渡的措置による精神科専門薬剤師認定申請資格
  1. 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた見識を備えていること。
  2. 10年以上の薬剤師歴を有し、日本病院薬剤師会あるいは日本薬剤師会の会員であり、かつ、日本医療薬学会、日本薬学会、日本臨床薬理学会のいずれかの会員であり、かつ、日本精神神経学会、日本神経精神薬理学会、日本臨床精神神経薬理学会、日本生物学的精神医学会、日本病院・地域精神医学会、日本社会精神医学会、日本老年精神医学会のいずれかの会員であること。
  3. 日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、日本薬剤師研修センター認定薬剤師、あるいは日本臨床薬理学会認定薬剤師であること。
  4. 申請時において、引き続いて(連続して)10年以上、精神科を標榜する病院または診療所に勤務し、精神科領域における薬剤管理指導業務を通算10年以上実践していること(所属長の証明が必要)。
  5. 日本医療薬学会、日本薬学会、日本薬剤師会学術大会、上記精神科領域の学会、関連する国際学会あるいは全国レベルの学会において、精神科領域に関する学会発表が3回以上(発表者であること)、複数査読制のある国際的あるいは全国的学会誌・学術雑誌に精神科領域の学術論文が3編以上(2編は筆頭著者であること)の全てを満たしていること。
  6. 精神科領域における薬剤管理指導の実績が50症例以上を満たしていること。
  7. 病院長あるいは施設長等の推薦があること。

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。

【掲載】2007年11月30日