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医療制度・行政関連ニュース

第549回 中央社会保険医療協議会 総会を開催 ≪厚労省≫

第549回の会合では、在宅医療について議論されました。
令和3年の訪問看護ステーションにおける利用者の主傷病は、「精神及び行動の障害」が最も多く、平成21年と比較すると増加率も最も大きくなっています。そのため、訪問看護の利用者のうち、精神科訪問看護基本療養費を算定する者の割合が訪問看護基本療養費を算定する者に比して増加しています。精神科訪問看護基本療養費を算定した利用者の主傷病のうち、統合失調症、統合失調型障害及び妄想性障害が49.2%、気分障害が25.6%となっています。
また、24時間対応については、24時間対応体制加算は、約9割の訪問看護ステーションが届出を行っていますが、看護職員の精神的・身体的負担が大きいことや夜間・休日対応できる看護職員が限られているため負担が偏ること等が課題として挙げられています。
さらに、同一建物居住者に対する訪問看護、複数名による訪問看護や複数回訪問看護の算定回数・算定割合が増加しており、夜間・早朝、深夜における訪問看護や緊急訪問看護も同様に増加しています。
当会合では、今後、質の高い訪問看護や、更なる高齢化等を見据えた24時間対応に応えられる訪問看護の提供体制の構築を推進する観点から、「訪問看護に係る診療報酬上の評価について、どのように考えるか」について議論されました。

▽参考URL(厚生労働省)▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00196.html

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