医療制度・行政関連ニュース
国民生活基礎調査は、保健、医療、福祉、年金、所得などの国民生活の基礎的事項を調査し、厚生労働行政の企画、立案に必要な基礎資料を得ることを目的に行っています。1986年を初年として3年ごとに大規模な調査を行っており、2022年は、13回目の大規模な調査の実施年に当たります。
2022年では、過去1か月間のこころの状態を点数階級別にみた調査を行っています。12歳以上の者を対象に、うつ病・不安障害などの精神疾患のスクリーニングであるK6の尺度を用いて調査し、6つの質問の回答を5段階(0~4点)で点数化したところ、合計点数が「0~4点」であった人数が70.9%と最も多くなっています。また、すべての年齢階級で「0~4点」が最も多くなっていますが、12~19歳は79.7%、80歳以上は60.8%となっています。
▽参考URL(厚生労働省)▽
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html