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医療制度・行政関連ニュース

入院医療等の調査・評価分科会にて認知症ケアを議論 ≪厚労省≫

令和4年度の診療報酬改定に向け、質の高い入院医療を推進するために、認知症ケア等をどのように考えるかが議論されました。
令和2年度の診療報酬改定では質の高い認知症ケアを提供する観点から、認知症ケア加算の評価の見直しが実施されました。
しかし、認知症ケア加算1は急性期一般入院料1や特定機能病院において届出が多く、その他の入院料では認知症ケア加算3の届出が多いと報告されています。
今後、下記に示す認知症ケア加算の届出ていない理由を含め、議論が進められます。

◆認知症ケア加算1を届出ていない理由
・認知症ケアチームを設置することが困難なため
・専任の看護師が週16 時間以上認知症ケアチームの業務に従事することが困難なため

◆認知症ケア加算2を届出ていない理由
・認知症患者の診療について十分な経験を有する専任の常勤医師がいないため
・認知症患者の看護に従事した経験を5年以上有し、認知症看護に係る適切な研修を修了した専任の常勤看護師がいないため

▽参考URL(厚生労働省)▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000183658_00027.html

Vol.424 2021.08.30配信

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