医療制度・行政関連ニュース
厚生労働大臣を議長として関係閣僚で構成される薬物乱用対策推進会議は、「第五次薬物乱用防止五か年戦略」フォローアップを公表しました。同時に、令和2年のわが国の薬物情勢にかかる統計指標を集計し、公表しました。
◆令和2年の主な薬物情勢
1)大麻事犯の検挙人員が7年連続で増加して過去最多を更新し、「大麻乱用期」とも言える状況となった。
2)大麻事犯の検挙人員の6割以上が30歳未満であり、若年層における乱用拡大が顕著であった。
3)特に、20歳未満の検挙人員は899名であり、7年前の82名と比較して、11.0倍と顕著な増加が見られた。
▽参考URL(厚生労働省)▽
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubutsuranyou_taisaku/index.html
Vol.421 2021.07.05配信