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第3章−2「介護報酬(居宅サービス:訪問看護)」

1)訪問看護に係わる加減算(基本部分)
訪問看護に係わる加減算
①准看護師減算
准看護師減算
 訪問看護ステーションや病院・診療所から准看護師の訪問看護が一度でも行なわれた場合は、所定単位数の90%を算定します。また、定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所との連携による訪問看護を准看護師が行なった場合には、所定単位数の98%を算定します。
②同一建物居住者30人以上にサービスを行う場合(新設)「所定単位数の90%を算定」
 平成24年改定では、サービス付き高齢者向け住宅等の建物と同一の建物に所在する事業所が当該住宅等に居住する利用者に対して前年度月平均で30人以上に訪問看護サービスを提供する場合、同一建物に対する減算として所定単位数に90%を乗じた単位数を算定することになりました。
 算定要件は、利用者が居住する住宅と同一の建物に所在する事業所であって、当該住宅に居住する利用者に対して、前年度の月平均で30人以上にサービス提供を行っていることです。
 ただし、減算の対象となる利用者が居住する住宅と同一の建物とは、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、旧高齢者専用賃貸住宅であり、これらの建物に居住する利用者に行ったサービスのみです。
③夜間若しくは早朝加算又は深夜加算
夜間若しくは早朝加算又は深夜加算
 居宅サービスや訪問看護の計画上、サービス開始時間が加算の対象となる時間帯にある場合は、夜間若しくは早朝加算、又は深夜加算を算定します。
 算定は、訪問看護のサービス開始時間が夜間若しくは早朝の場合、1回につき所定単位数の25%を加算し、訪問看護のサービス開始時間が深夜の場合、1回につき所定単位数の50%を加算します。ただし、利用時間が長時間となり夜間等にかかっても、全体のサービス提供時間に占める夜間加算等の対象時間がわずかな場合は、算定できません。
 なお、夜間とは午後6時から午後10時まで、早朝とは午前6時から午前8時までを指し、深夜は午後10時から午前6時までを指します。
④2人の看護師等による訪問看護の加算
夜間若しくは早朝加算又は深夜加算
 別に厚生労働大臣が定める要件を満たし、同時に2人の看護師等が1人の利用者に対して訪問看護を行った場合は、2人の看護師等による訪問看護として所要時間30分未満の場合は254単位を、所要時間が30分以上の場合は402単位を所定単位数に加算します。
 訪問看護を行うのは、両名とも保健師、看護師、准看護師又は理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士であることが必要です。 また「2人の看護師等による訪問看護」の要件を満たす利用者とは、下記に該当し、かつ、利用者又はその家族等の同意を得ている場合です。
別に厚生労働大臣が定める要件
 そのため要件に該当する事情が無く、単に2人の看護師等が同時に訪問看護を行なっても、加算はできません。
⑤長時間訪問看護加算 「1回につき300単位を所定単位数に加算」
 長時間訪問看護加算は、特別管理加算の対象者(厚生労働大臣が定める状態にあり特別な管理を必要とする利用者)に所要時間1時間以上1時間30分未満の訪問看護を行なった後、引き続き行った訪問看護の所要時間が通算して1時間30分以上となる場合は、1回につき300単位を所定単位数に加算します。
特別管理加算の対象者(厚生労働大臣が定める状態)
⑥要介護5の者への訪問看護加算(新設)「1月につき800単位を所定単位数に加算」
 定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所と連携し、保健師、看護師又は准看護師が要介護状態区分で要介護5の利用者に訪問看護を行なった場合、1月につき800単位を所定単位数に加算します。

掲載している情報は、取材時もしくは掲載時のものです。

【掲載】2013年11月01日