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診療報酬Ⅵ 「特掲診療料(在宅医療)」

3.在宅患者訪問看護・指導料(在宅医療)と精神科訪問看護・指導料(精神科専門療法)

在宅医療(在宅患者診療・指導料)

 精神障害者に対して訪問看護を行う場合は、在宅患者訪問看護・指導料ではなく、精神科専門療法の精神科訪問看護・指導料(Ⅰ)(Ⅱ)を算定することになります。精神科訪問看護・指導料の詳細な内容は、精神科専門療法の項目で紹介します。

(1)在宅患者訪問看護・指導料の概要

 在宅患者訪問看護・指導料は、通院が困難であり居宅で療養している患者を、保険医療機関の保健師、助産師、看護師もしくは准看護師が、看護又は療養上必要な指導を行った場合は週3回を限度として算定します。ただし、厚生労働大臣が定める末期の悪性腫瘍等の患者は、月1回に限り診療日から14日を限度として週4回以上算定することができます。

(2)精神科訪問看護・指導料の加算

 加算には、末期の悪性腫瘍等の厚生労働大臣が定める疾病等に1日複数回の訪問看護を実施した場合に算定する難病等複数回訪問加算や、居宅の患者及びその家族の緊急の求めに応じて在宅療養支援診療所の主治医の指示で看護師等が訪問した場合に算定する緊急訪問看護加算、在宅患者訪問診療料と同様にターミナルケア加算があります。
 その他の加算としては、患者又はその家族からの相談等に24時間対応できる体制で、退院後1ヶ月以内に訪問看護・指導料を4回以上算定し計画的な管理を行った場合に算定できる在宅移行管理加算があります。原則、1回限り250点の加算を算定できますが、在宅悪性腫瘍患者指導管理料算定患者等の重症度の高い患者の場合は500点を算定することができます。